不眠症・睡眠障害とは
- よく眠れない、寝つきが悪いといった睡眠に関する症状は、稀なものではありません。
- ある調査によれば、日本人の5人に1人はこのような症状で悩んでいるということです。 中年から老年期にかけては、自然に睡眠時間は短くなっていくものではありますが、それ以上に眠れない、眠りが浅いといった自覚症状で悩む人は多く見られるようになります。 眠れないという症状については、「不眠症」と呼ぶこともありますが、睡眠に関する病気・症状は「不眠症」だけではありません。
不眠症のタイプとしてはつぎのようなものがあります。
入眠困難:床についてもなかなか(30分~1時間以上)眠りにつけない。
中途覚醒:いったん入眠したとしても、起床するまでの間に夜中に何度も目が覚める。
早朝覚醒:起きようと思う時間、あるいは通常の2時間以上前に目が覚めて、その後また寝ようとしても眠れない。
熟眠障害:一応眠ってはいるのだが眠りが浅く、睡眠時間のわりには熟睡した感じが得られない。
また、これらの症状は同時に複数現れることがあります。